外貨預金とFXは何が違う?どっちがオススメ?わかりやすく解説します!

みなさん外貨預金とFXの違いをご存知ですか?


外貨預金?外貨で預金することかな。
FXってよく一日で儲かりました!みたいな胡散臭いやつでしょ!
FXはリスクが高いというイメージの人も多いと思います。


今回は外貨預金とFXの違いについて
メリット、デメリットの解説
筆者はどちらをオススメするかも回答します。
※今回は全て米ドルでの取引きを対象に説明しております。



目次

「外貨預金、FXとは」


外貨預金、FXとはともに外国の通貨を保有することです。


例えば、

日本円を米国ドルに変えて保有する

日本円をユーロに変えて保有する



「外貨を持つメリット、デメリット」

外貨を持つメリット

  • 日本より金利が高い
  • 資産を分散できる
  • 為替差益を狙える

1,日本より金利が高い

日本より金利が高い理由、それは政策金利にあります。
まずは比較してみましょう。

日本

日本の政策金利は-0.1%

米国

米国の政策金利は0.25%

一目瞭然です!

政策金利とは、
中央銀行が一般の銀行(市中銀行)に融資する際の金利のこと。

政策金利を基に銀行が金利を決定しているので、
この場合ドルを保有するほうが金利が高くなります。


米国よりさらに金利の高い国もあります。
ただし、金利が高ければいいというわけでもありません。

南アフリカ(3.75%)、メキシコ(5.5%)、トルコ(15%)


金利が高い国は、通貨安のリスクも高いです。オススメはできません。

2,資産を分散できる

円だけで多額の資産を保有するのもリスクがあります。

日本円の通貨危機や、ハイパーインフレが起こる可能性は0%ではありません。
世界でも現にトルコで通貨危機が起こっています。
資産の一部を外貨にすれば、通貨危機やハイパーインフレに備えることが可能になるのです。

投資の格言で「卵はひとつのカゴに盛るな」と言う言葉があります。
持っている卵を一つのカゴに盛ると、そのカゴを落とした場合に全部の卵が割れてしまいます。
複数のカゴに分けて卵を分けて持っておけば、そのうち一つのカゴを落としてカゴの卵が割れてしまっても、他のカゴの中の卵は影響を受けずにすみます。

資産も同じです。

3,為替差益を狙える


外貨を保有するメリットに為替差益を狙えることがあります。


例えばあなたが、

1ドル100円の時に
100万円分の米ドルを保有

その後円安が進み、1ドル110円になりました。

100万円分の米ドルを日本円に戻します。

すると110万円になり、10万円の利益が発生します。

これが為替差益です。

※実際には手数料と税金がかかります

外貨を持つデメリット

  • 手数料がかかる
  • 元本割れのリスクがある

1,手数料がかかる


外貨預金は手数料がかかり、FXもスプレッドという形で手数料がかかっています。
外貨預金で利益を出すためには、
この手数料を越える為替差益や利息を得なければなりません。

2,元本割れのリスクがある


メリットで為替差益が狙えるとお伝えしましたが、その反面元本割れのリスクがあります。
つまり投資商品です。
あくまでも投資は自己責任であり、元本が保証されているものではありません。
さまざまなリスクを正しく認識したうえで、自分自身の判断と責任に基づいて行なってください。
元本割れしても恨みっこなしです。

「外貨預金とFXの主な違い」

レバレッジ


外貨預金とFXの最大の違いはレバレッジです。
FXはレバレッジがあります。

「レバレッジ」とは、自己資金以上の額で取引をすることです。
レバレッジは最大で25倍まで設定できます。


例えばあなたが運用資金を100万円用意しました。

運用資産100万円

最大の25倍に設定すると、2,500万円!

運用資産2,500万円

かなりインパクトのある金額差!


外貨預金はレバレッジがありませんから、
あくまで資金を用意する必要があります。

手数料の差

投資において手数料は非常に重要です。
長期で売買を積み重ねていくにつれて、利益に大きく影響するからです。

FXの手数料は0.2銭ほど

外貨預金の手数料は1米ドルにつき1円をとる金融機関もあります

比較してみると手数料は圧倒的にFXの方が有利といえます。
投資商品は手数料の少ない金融機関を選ぶようにしましょう。

利息を受け取るタイミング

外貨預金の利息は各金融機関が定めた日に受け取れます。
大体年2回で、残高に応じた額を受け取る形です。


続いて、FXです。

FXの場合はスワップポイントといわれる利息が受け取れます。
このスワップポイントは土日を除いて毎日受け取れます。


例えば
DMM.FXの場合、
1米ドル114円、10,000通貨(114万円)分を保有する
2021年12月のスワップポイント合計は185円になります。
1日約6円のスワップポイントが毎日受け取れることになります。

取引方法


外貨預金の場合、外貨を「買い」でスタートし、「売り」で終わる流れになります。
FXの場合、「売り」からスタートすることも可能。


「売り」からスタートする意味がなかなか難しいと思いますが、
要するに、「売り」からスタートした場合、円高になれば利益が得られるということです。
円安になりそうな場合は「買い」
円高になりそうな場合は「売り」
からスタートします。

「どちらがオススメか」


筆者は完全にFXをオススメします。
FPの立場でFXをオススメするのは変に思うかもしれませんが、
そこまでFXは怖いものではありません。

FXは怖いと印象付けされている一番の理由は、
レバレッジを最大限まで利用し、自分の実力以上に無茶な投資をする人が多くいるからです。
外貨預金と同じ使い方をすれば、全く怖くありません。
むしろ外貨預金より使い勝手が良いのです。

オススメする理由、、、

手数料が圧倒的に安い
毎日利息が入る
「買い」からも「売り」からも入れる

あとひとつ、、、

国内のFX業者は完全信託保全(全額信託保全)の対象である

信託保全とは、
証拠金から決済損益、評価損益及びスワップポイントを加減算した全額が保全対象となります。
つまりFX業者が倒産しても全額保証される仕組みです。
※元本保証するものではありません。

それとは逆に外貨預金は保証の対象にはなりません。
万が一銀行が倒産してしまった場合、外貨預金は保証してもらえず、その分だけ損失になる可能性があります。

FX業者は「DMM.FX」をオススメします。
キャッシュバックキャンペーンをしていることが多い!
スワップポイント、手数料、取り扱い通貨、などが業界高水準!
特に外貨預金としてのFXを利用する場合、スワップポイントが重要になりますが、DMM.FXは非常に優秀です。

少ない資金で運用したい方は、「SBI FXトレード」
SBI FXトレードは、なんと1通貨単位から取引可能!
運用資金があまりない人でも運用を始めることができます。

まとめ

外貨預金、FXとは?
外貨預金、FXとは両方とも、外国の通貨を保有することです。
日本円以外の通貨のこと。

外貨を持つメリット

金利が日本より安い
資産を分散できる
為替差益を狙える

外貨を持つデメリット

手数料がかかる
元本割れのリスクがある

外貨預金とFXの主な違い

FXにはレバレッジがある
手数料の差
利息をもらうタイミング
取引方法

FXがオススメ

筆者がFXをオススメする理由は、
手数料が圧倒的に安い
毎日利息が入る
「買い」からでも「売り」からでも入れる

オススメのFX業者
DMM.FX
SBI FXトレード

今回は以上になります。
他にもFXで長期で資産運用する場合の戦略などがあります。
またの機会に説明していきますので、よろしくお願いいたします。

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この記事を書いた人

ツヨシのアバター ツヨシ ファイナンシャルプランナー・宅地建物取引士

大学卒業後、医薬品・医療機器会社に就職。
在職中にFP1級、CFP、宅地建物取引士に独学で合格。
会社を退職後、未経験から神戸で数少ない独立系FPとして起業。
現在は相談業務、執筆業務を中心に活動中。

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